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楽天証券ポイント投資VS楽天ポイント運用!どっちが儲かるのか?

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楽天ポイント(通常ポイント)の使い道に「楽天証券のポイント投資」と「楽天ポイント運用」というサービスがあります。

名前は似ていますが、2つのサービスは全くの別物です。

共通しているのは、両方とも楽天ポイントを元手に投資・運用をできるという点です。

どうせならたくさん利益が出る方にポイントを使いたい!って誰でも考えるはずです。

そこで、2つのサービスの違いと、どちらがたくさんの利益が出そうかについて調べてみました。

楽天ポイントの使い道の参考にしてみてください。

楽天証券のポイント投資と楽天ポイント運用の違い

楽天証券のポイント投資とは

「楽天証券のポイント投資」は、楽天証券で投資信託を購入するときに、その代金の全額または一部を楽天ポイントで支払いできるサービスです。

楽天市場で買い物をするときに1ポイント1円として使えますよね?それと同じようなイメージです。

楽天証券で扱っている1000以上の投資信託の中から好きな銘柄を選んで買うことができ、毎月自動的に積立て購入することもできます。

ポイントは、1ポイントから利用できます。

楽天ポイント運用とは

「楽天ポイント運用」は、証券口座不要ではじめられる手軽さがウリのサービスです。

【楽天PointClub】:ポイント運用にアクセスして、アクティブコースとバランスコースの2種類から好きな方を選んでポイントを追加すると、運用を始めてくれます。

アクティブコース

値動きは楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)に原則連動

株と債権が7:3の割合なので、比較的値動きが大きい

バランスコース

値動きは楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)に原則連動

株と債権が3:7の割合でなので、比較的安定した値動き

楽天ポイント運用では、ポイントのまま運用を行うので、元本や利益を引き出すと楽天ポイントのまま戻ってきます。

楽天ポイント運用では、100ポイント単位で利用できます。

 

  • 証券口座無しで手軽に始められる
  • 投資先が2種類なので銘柄選びに迷わない

などの点で、楽天ポイント運用は投資に不慣れな方にも馴染みやすいサービス設計になってる印象です。

ちなみに、サービス開始当初は楽天ポイント運用に回せるのは3万ポイントまでという上限が設けられていましたが、すでにその上限は撤廃されています。

 

両者の違いを簡単にまとめると下の表のとおりです。

違い 楽天証券の
ポイント投資
楽天ポイント
運用
証券口座 必要 不要
投資先 2000種類以上 2種類
利用単位 1P単位 100P単位
自動積立て できる できない

どっちが儲かるのか

どうせ運用に回すならたくさん利益が出るほうがいいに決まってます。

「どっちが儲かるのか?」はどちらを利用するか決める上で重要なポイントです。

 

結論としては、「楽天ポイント運用」の方が儲かると思います。

その理由は、「楽天証券のポイント投資」では利益に対して20.315%の税金がかかるのに対して、「楽天ポイント運用」では税金がかからないからです。

 

たとえば、1万ポイントを使って5%の利益(500円分)が出たと仮定します。

「楽天証券のポイント投資」の場合、投資信託を売却したとき、利益に対して約20%の税金がかかるので、手元に残るのは約400円分です。

「楽天ポイント運用」なら税金がかからないので、500ポイントがそのまま利益になります。

「楽天証券のポイント投資」ではたくさんの銘柄の中から投資先を選べるので、適切な銘柄を選択すれば税金以上に多くの利益を出すことも不可能ではありませんが、20%の税金を上回る利益を出すのは簡単ではないと思うので、「楽天ポイント運用」の方が有利という結論です。

 

逆に言えば、NISA枠が余っているという人は、楽天証券のポイント投資の方がおすすめです。

  1. 豊富な銘柄から投資先を選べる
  2. 投資信託の残高に応じて楽天ポイントがもらえる

という点で明らかに楽天ポイント運用より有利になります。

 

ちなみに、楽天ポイント運用で増えたポイントは利用時に一時所得とみなすという見解が有力みたいです。

一時所得は年間50万円までは非課税なので、ポイントには税金がかからないという理解で基本的には問題なさそうです。

全損リスクには注意

税金がかからない分ポイント運用のほうが有利とお話しましたが、一つだけ、ポイントをすべて失ってしまうリスクがあるということには留意しておきましょう。

楽天ポイントは現金同様に使える便利なポイントですが、それは楽天という会社が存在するからこそ

極端な話、楽天が倒産したらポイントもそれと一緒に消滅してしまいます。

(投資信託なら倒産しても資産は全額保全されます。)

もっと現実的なリスクとしては、楽天アカウントの利用停止があります。

楽天アカウントを複数利用していませんか?

家族でアカウントの使い回しをしていませんか?

複数アカウントも他人の楽天アカウントを使うのも(たとえ家族間でも)アウトです。

意外とやってしまいがちな規約違反だと思います。

これらの行為をして即アカウント凍結となることは稀だとは思いますが、規約で禁止されている以上は処分を受けても文句は言えません。

参考:楽天会員規約 | 楽天株式会社

 

楽天アカウントが利用停止になれば、そのアカウントに貯まっているポイントもすべてパーです。

大量にポイントを溜め込んでいたアカウントを利用停止にされたら・・・、と考えると恐ろしいです。

規約では色々な禁止事項があげられていますが、一般的な楽天利用者であれば、「複数アカウント」、「家族でのアカウント使い回し」の2つに気をつけていれば大丈夫だと思います。

楽天ポイント運用報告

というわけで・・・楽天証券のポイント投資はストップして、数ヶ月ほど前から楽天ポイント運用をはじめています。

現在は毎週500ポイントずつアクティブコースに積立てしていて、投下したポイントは合計で7000です。

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現在180ポイントのプラスです。

少額とはいえしっかり利益が出ています。

使ってしまえばそれで終わりですが、運用に回すことでポイントがポイントを呼び込んでくれます。投資って素晴らしい!

もちろん、増やしても使わなきゃ意味ないですし、あまり多くのポイントを保有していて万が一のことがあったら恐いので、いつか取り崩しますけどね。