一般庶民から富裕層へ!投資で4倍早く1億円を貯める
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親は先祖代々一般庶民で、当然私も生粋の一般庶民です。
これといった特殊なスキルもありません。年収も顔も身長も体重も人並み。
どこをとっても凡庸です。
ですが、お金に対する情熱は人一倍で、真面目に富裕層を目指しています。
一般庶民が富裕層の仲間入りするのは無理なのでしょうか?
いや、そんなことはないはずです。
富裕層の定義
そもそも富裕層って何なのでしょう?
厳密に定義づけはされていないようで、調査機関によって異なります。
ただ、日本では資産1億円以上を指すことが多いようなので、ここではそれにならいます。
日本での富裕層の割合はどれくらいか、野村総研が推計しています。
その図がこちらです。
全世帯のうち上位約2.35%が資産1億円以上の超富裕層・富裕層となるようです。
100世帯のうち2世帯って考えると、意外と多い気がしませんか?
もしかしたら、知らないだけで身近にも富裕層はいるのかもしれません。
ちなみに、我が家の現状は、ピラミッドの最下層です。
最下層とは言っても全世帯の約78%を占めるので、大半の人はここに属しています。
身近で遠い富裕層
意外と多くいるらしい富裕層。
とはいえ、一般庶民が富裕層の仲間入りをするのは簡単ではありません。
年収600万円とすると、手取りはだいたい460万円です。
食費、住居費、養育費などなどもろもろの出費があることを考えると、貯金に回せるのはどんなに頑張っても平均で年100万円くらい(毎月約8万3000円)でしょう。
そうすると1億円貯めるのに100年間かかります。
生まれた直後から死ぬ間際まで年収600万円稼ぐスーパーマン?でない限り、1億円貯めるのは不可能です。
一般庶民が富裕層になる唯一の道
このように、貯金だけでは一般庶民が1億円貯めるのはほぼ無理です。
では、どうするか。
一般庶民が富裕層になる唯一の道は資産運用(投資)をすることです。
たとえば、投資をして1年間で8.5%のリターンが得られると100万円が1年後には108万5000円になります。
2年目は108万5000円に対して8.5%増え、117万7225円になります。
このように利益に対しても利益が乗っかるので雪だるま式に積み上がっていきます。
この調子で年利8.5%が続くと最初の100万円は30年後には1156万円になる計算です。
この8.5%というのは適当な数字ではなく、私がメインの投資先にしているMSCIコクサイという指標の過去30年間の平均リターンです。
もちろん、過去30年間の平均リターンと今後30年間の平均リターンが必ずしも一致するわけではありません。
ただ、MSCIコクサイのここ何年かのリターンは次のようになっています。
- 過去3年→8.8%
- 過去5年→9.4%
- 過去10年→15.1%
この数値を見ても、年利8.5%が全くの夢物語ではないことは分かっていただけると思います。
さて、毎月8万3000円を貯金すると1億円貯めるのに100年かかるとお話しましたが、これを年利8.5%で資産運用に回したとするとどうなるでしょうか。
楽天証券のサイトで計算してみました。
すると26年7ヶ月で1億円貯まる計算になりました。
貯金の100年と比べると4倍近い速さでの到達です。
まだまだ長いことは変わらないですが、少なくとも不可能な数字ではありません。
30代前半なら順調に行けば定年前に富裕層の仲間入りできる計算です。
というわけで、親から受け継ぐ資産なし、特殊な技能もなし、当然高給取りでもない自分みたいな人間が富裕層の仲間入りするには、資産運用が必要不可欠です。
自分は分かりやすく富裕層を目標にはしていますが、老後を安心して暮らすだけなら1億円も必要ないでしょうし、別に1億円が絶対だとは考えていません。
でも、少なくとも今みたいな超低金利の時代、ただ貯金しているだけだとお金は死んだも同然です。
資産運用することによってお金がお金を増やしてくれさえすれば、その金額の多寡にかかわらず大変価値のあることだと思います。
偏見は捨てましょう
日本って投資に対して偏見を持っている人が未だに多い気がします。
いろいろと考えた結果、投資をしないという選択をするならそれはそれで尊重すべきことだと思います。
実際、家庭の状況によっては資産運用の前にまず貯金ってこともあります。
ただし、投資=危ないみたいな先入観だけで思考停止して資産運用をしないのはものすごくもったいないです。
無知は罪ではありませんが、知識は財産になります。
いざというときに後悔しないためにも、最低限の金融知識は身につけておくべきです。