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ポイント投資とは?dポイント、楽天、Tポイント、ポンタの4種類を比較・説明

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ポイントを使って投資ができるポイント投資サービスが相次いで誕生しています。

ポイント投資はお金を使わずにはじめられるので、投資を始めるハードルがぐっと下がって、投資未経験の方でも気軽に始められます。

とはいえ、投資と聞くとなんだか難しそうだと思ってしまう人も少なくないと思います。

  • ポイント投資って何?
  • 興味はあるけどたくさんの種類があってよく分からない

そんな方に、ポイント投資とは何か、dポイント、楽天ポイント、Tポイント、ポンタポイントの4種類のポイント投資サービスの内容を比較して、オススメを紹介します。

ポイント投資とは

投資を始めるには原資となるお金が必要なのが常識でしたが、ポイント投資ではお金は必要ありません。

楽天ポイント、dポイントなどなど貯めたポイントをお金の代わりとして、投資を始められるサービスがポイント投資です。

ポイント投資には大きく分けて、「現金運用型」、「ポイント運用型」の2種類があります。

現金運用型

ポイントをお金の代わりに使って、投資信託などを買うタイプです。

投資信託を売却した際には、現金として手元に戻ってきます。一度、投資信託などの購入に使ったポイントは、ポイントに戻すことは出来ません。

原資がポイントであるということ以外は、通常の投資と基本的には同じなので、証券口座などの開設が必要ですし、利益が出た場合には利益に対して約20%の税金がかかります(損が出れば損益通算できます)。

後述するポイント運用型と比べると、投資対象の商品が多く選択肢が豊富というメリットがあります。

メリット:投資対象の選択肢が豊富。

デメリット:証券口座開設が必要。利益に税金がかかる。

ポイント運用型

ポイントをポイントのまま運用に回すタイプです。運用をやめるとポイントのまま手元に戻ってきます。

多くの場合、アクティブコース、バランスコースなどのコースを選ぶことで運用が開始できるので、銘柄選びに悩む必要がない反面、選べるコースが1つか2つしかないので自由度は低いです。

証券口座などの開設が不要で、ポイントさえあればすぐにでも始めることができます。

さらに、ポイント運用型の場合、利益が出ても基本的には税金がかからないというメリットがあります。

ただし、ポイントのまま運用を行うため、利用規約違反などでポイントを保有しているアカウントが利用停止処分を受けたりすると、すべてのポイントが無駄になるというリスクはあります。利用規約を守ればいいだけなので過度な心配は不要ですが、一応覚えておきましょう。

 

現金運用型は、原資がポイントということ以外はほぼ通常の投資と同じですが、ポイント運用型は投資の疑似体験といった色合いが強いです。

投資初心者の方は、ポイント運用型の方が圧倒的に始めやすいと思います。

メリット:証券口座開設が不要。利益に税金がかからない。

デメリット:運用先の選択肢が少ない。ポイント全損のリスクがある。

ポイント投資の比較

すでにたくさんのポイント投資サービスがありますが、今回はメジャーなポイントに絞って、サービス内容の比較とおすすめポイントを紹介していきます。

紹介するのは以下の4つです。

  • dポイント
  • 楽天ポイント
  • Tポイント
  • ポンタポイント

dポイント

運用タイプ ポイント運用型
利用可能ポイント dポイント
(通常ポイントのみ)
投資先 アクティブ・バランスの
2種類から選択
特徴 確実に利益が出せる

儲かることもあれば、損をすることもあるのが投資・・・なのですが、dポイント投資に限って言えば、ほぼ確実に利益が出せます。

というのも、事前に騰落を予想してポイントの追加や引き出しを行うという後出しジャンケン的な裏ワザが使えるからです。

dポイント投資は、リアルタイムでポイントの追加・引き出しができて、前日の株価に応じて当日の午後5時に値段が動きます。

なので、前日の株価が下がっていればポイントを引き出す。反対に、株価が上がっていればポイントを追加する。

こうすることで、損を回避し、利益を確実に取りに行くことが出来ます。自分で予想をしなくても、ツイッターで騰落の予想をしている人がいるので、それを見れば簡単に利益が出せます。

銀行の普通預金金利は高くても0.1%ぐらいでしょうか。そんな中、dポイント投資なら負け知らずで月利数%確保できます。

dポイントを持っているならやらなきゃ損!ですよ。

楽天ポイント

運用タイプ 現金運用型
ポイント運用型
利用可能ポイント 楽天ポイント
(通常ポイントのみ)
投資先 現金運用型:
2000種類以上の投資信託から選択可能
ポイント運用型:
アクティブ・バランスの2種類から選択
特徴 圧倒的にポイントがためやすい

今回紹介する中では、唯一、現金運用型とポイント運用型の両方が使えます。

両方の比較は、下記記事で詳しく説明しています。

現金運用型の場合、楽天証券の口座が必要です。

dポイント投資のように後出しはできませんが、しっかり分散して投資すれば中長期で確実なリターンが見込めます。

楽天ポイントは圧倒的な貯めやすさが魅力です。

原資が大きいほうが利益も大きくなるので、ポイントのためやすさは重要です。

楽天銀行や楽天証券などグループ会社のサービスを利用することでポイントがガンガン貯まります。 

たとえば、楽天銀行と楽天証券を組み合わせれば1年で1万ポイントも貯めることができます。

Tポイント

運用タイプ 現金運用型
利用可能ポイント Tポイント
(通常ポイントのみ)
投資先 個別株
(国内上場株式3000銘柄以上)
特徴 端株投資可能

SBIネオモバイル証券の口座が必要です。

SBIネオモバイル証券では、Tポイントや現金を使って国内上場株式の取引を行うことが出来ます。

1回の取引ごとに手数料はかかりませんが、1ヶ月間の約定代金に応じて手数料がかかります。

最低料金は月額200円(税抜き)です。ただし、200円分のポイントがもらえるので実質無料で取引ができます

さらに、単元未満株への投資が可能なので、ワンコインもあれば有名企業の株主になることができます。

SBIネオモバイル証券は、実質手数料無料で単元未満株を含む国内上場株式への投資が可能という唯一無二のサービスを提供しています。ポイント投資目的以外でも有用な証券会社です。

SBIネオモバイル証券の詳細は以下をご覧ください。

ポンタポイント

運用タイプ ポイント運用型
利用可能ポイント ポンタポイント
(通常ポイントのみ)
投資先 個別銘柄9種類
特徴 ポイント運用型では珍しく、個別銘柄への投資ができる

2019年4月に始まった最後発のポイント投資サービスなのですが・・・正直なところ、これといったメリットがありません。

ポイント運用型としては珍しく個別銘柄に投資できるという特徴がありますが、対象銘柄は以下のとおりわずか9種類。

  • ゲオ
  • 日本航空
  • 三菱UFJ
  • リクルート
  • ローソン
  • 日経平均ダブルインバース
  • ダウ30種
  • 上海50指数
  • ジャパンリアルエステイト投資法人

これなら、分散の効いたアクティブ・バランスコースの2種類が用意されている方がよっぽど有り難いです。

さらに、運用を終えてポンタポイントに戻す際、5%もの高額な手数料がかかります。

このほか、6月からは運用手数料もかかるとのことです。

あくまでもポイント投資なので実際に株主になるわけではありません。なので、配当や優待はもらえません。にもかかわらず、価格は株価に連動するので、配当、優待の権利確定日の翌日に株価が下落する影響はしっかりと受けます。

はっきりいいます。かなりひどいサービスなので、全くオススメしません。

ドコモ回線保有者限定ですが、ポンタポイントはdポイントに交換できるので、ポインタポイント投資ではなく、dポイント投資を行うのがおすすめです。

それが無理なら、普通に使いましょう。

今後のサービス改善に期待です。

ポイント投資まとめ

ポイントを買い物に使うとそれっきりですが、ポイント投資をするとポイントがポイントを増やしてくれます。

(dポイント投資を除き)損をする可能性も0ではありませんが、しっかり分散して中長期で行えば着実な利益が見込めます。

投資に興味はあるけど、お金を使って始めるのは抵抗がある、という人はポイント投資をはじめてみるのはどうでしょうか。