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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」見事、スリム先進国株が1位!

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昨日「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の結果発表が行われました。

ニッセイの牙城を崩すのは難しいかと思っていましたが、スリム先進国株がニッセイ外国株を躱して、栄えある第1位となりました。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」とは

投信ブロガーが最もオススメする投資信託を選ぶ1年に1度のイベント、通称「FOY」です。

最大の特徴は、投票基準が『証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託に投票する』ことである点です。

個人が運営するサイトでは特定の利害関係に基づいたランキングが作成されていることも珍しくありません。

ですが、このイベントは多数のブロガーが参加・投票するので、そういった利害関係を抜きにした本当に優れている投資信託がランキング上位に登場することになります。

そういった意味で、真に一般投資家目線に立った大変参考になる企画だと思います。

投資信託に興味はあるけど、何を買えばいいかわからない」という方は、とりあえずFOYランキング上位の投資信託を調べてみるといいと思います。

証券会社がオススメしてくる商品なんかより、FOYの方がよっぽど信用できます。

FOY2018結果発表

有効総投票者数241名、有効総ポイント1,188でした。

上位5位は以下のとおりです(カッコ内は昨年順位)。

公式サイトでは上位20位まで発表されています。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018

  1. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 177ポイント(13)
  2. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 127ポイント(2)
  3. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)103ポイント(-)
  4. 楽天・全米株式インデックス・ファンド 86ポイント(3)
  5. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)68ポイント(5)

栄えある第1位は昨年の13位から急上昇し、有効票数のうち15%近くを獲得した「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」となりました。

昨年の1位は10%程度の票獲得だったことを考えると、今年のSlim先進国株への支持がいかに厚かったか分かります。

2位は、昨年と同様「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

今年の大本命だと思っていましたが、2位に甘んじる結果となりました。

インテックス投信に低コスト競争をもたらしたニッセイには根強いファンがいます。一定の固定票は獲得できたものの、新規票の獲得が伸び悩んだ印象です。

投資信託は先進国株式クラスでしのぎを削る者同士ですから、今後も熾烈なコスト競争を繰り広げてくれると嬉しい限りです。

3位は初登場の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。

初登場なのは当然で、昨年10月31日に新規設定された商品です。

FOYの投票期間は昨年11月1日から30日であることを考えると、実質コストが明らかになっていない段階でこれだけの票数を獲得したことになります。

上位5つのうち3つをeMAXIS Slimシリーズが占めていることからも、同シリーズへの期待値が高いことが分かる結果となりました。

まとめとか

というわけで、FOY2018の結果発表でした。

私自信が資産形成の柱と位置づけて積み立てているSlim先進国株式が1位となったので嬉しい結果です。

とは言え、1位だから絶対的に一番優れている投資信託なのかと言うと決してそんなことはないと思います。

たとえば、1位のSlim先進国株式と3位のSlim全世界株式は投資対象が全く異なりますから、両者を比べても優劣をつけることができません。

両者の票数の差は、MSCIコクサイ・インデックスとMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスどちらの指標を投資対象にしている人が多いかの違いに過ぎないように思います。

FOYでランキング入りするような一定以上の票数を獲得している投信は、どれも一定以上の品質を持っていると言えます。

その中からどれを選ぶかは、順位ではなくアセットアロケーションを始めとした各自の投資方針に適しているかどうかにより決めるべきだと思います。 

最後に。

個人的な話ですが、せっかくブログを始めたので次回FOYにはぜひ参加してみたいなと考えています。

そのために、まずあと1年はブログを続ける&インデックスブロガーらしい記事を書かなくては・・・。

が、がんばるぞー。