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【ふるさと納税】100億円還元!PayPayに対抗したのは、まさかの泉佐野市でした。

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泉佐野市といえば、総務省に目をつけられてもお構いなし、通販さながらの返礼品を用意して寄付金を集めまくっていた自治体です。

今年の6月以降は、総務省のお達しを守らないと寄附金控除の対象外となることが確実視されています。さすがの泉佐野市も指示に従うほかないようです。

そんな泉佐野市が最後の大盤振る舞いをスタートしました。

その名も「100億円還元 閉店キャンペーン!」です。

泉佐野市の100億円キャンペーン説明

泉佐野市にふるさと納税をすることで、最大で寄付金額の20%相当のアマゾンギフト券が還元されます。

キャンペーン期間:2019年2月1日~3月31日

決済方法:カード決済のみ

条件:泉佐野市直営のサイト「さのちょく」https://furusato-izumisano.jp/から寄付すること

還元率:返礼品の発送月を5月以降にするとAmazonギフト券20%。返礼品を順次発送にするとAmazonギフト券10%。

たったこれだけです。

 

条件らしい条件は、「さのちょく」限定ということと、20%還元のためには発送月を遅らせることくらいでしょうか。

ポータルサイトに支払う手数料が必要ない、直営サイトだからこそできる大盤振舞いですね。

 

以下、個人的に気になった点について、簡単に質疑応答形式でまとめてみました。

 簡単なQ&A

Amazonギフト券の発送はいつ?

Amazonギフト券は、5月以降、寄付時に登録したメールアドレス宛に送付されます。

送付先を変更することはできません。

・途中でキャンペーン終了しない?

キャンペーン期間中でも、還元額が100億円に達した場合は終了となります。

ただ、100億円還元に達するには少なくとも500億円以上の寄付金を集めなくてはなりません。

2017年度に泉佐野市に集まった寄付金額は135億円だそうです。

この金額から考えると、「さのちょく」だけで500億円以上の寄付金額を集めるのはほぼ不可能と思われます。期間内に100億円還元キャンペーンが終了してしまうという心配はなさそうです。

もっとも、人気のある返礼品は早々に品切れになってしまう可能性はありますが・・・。

・配送日の指定はできる?

できません。

10%還元は順次発送。20%還元は5月以降の発送月のみを指定可能です。

・サイトにつながらない

キャンペーン開始以降、アクセスが集中していて繋がりにくい状態が続いていますが、日が経つにつれ、少しずつ繋がりやすくなっているように感じます。

サイト側でも鋭意対応中とのことなので、遅くとも数日中には普通に繋がるのではないでしょうか。

お急ぎの方は、午前4時とか5時とか空いてそうな時間帯を選ぶと繋がるかもしれません。

楽天ふるさと納税するのもあり

お得なキャンペーンであることは間違いありません。

が、楽天ふるさと納税するほうが良い場合もあります。

というのも、「さのちょく」で用意されている還元率20%の商品は品揃えが限られていて、中には割高なものがいくつかあるからです。

たとえば、下の画像。

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全く同じ商品なのに、10%還元と20%還元とで2500円もの価格差があります。

これじゃあ、還元率20%だとしても意味がありません。

厄介なことに「さのちょく」ではこのような商品が結構あります。

 

一方、楽天では同じ商品を5,000円で扱っています。

A088 【ふるさと納税】 粗挽きポークウインナー1600g(400g×4)

価格:5,000円
(2019/2/9 00:56時点)
感想(75件)

楽天ならSPUのおかげで誰でも最低還元率を6%にできます。

さらに0か5のつく日なら+2%、お買い物マラソンで10店舗買い回りすれば+9%で、合計還元率が17%以上になります。

「さのちょく」を利用する際は、価格を調べてみることをオススメします。

Amazonギフト券目的で割高なものを選ぶよりは、楽天ふるさと納税をしたほうがお得になることも多いと思います

次の買い物マラソンは2月9日20:00~スタートです。

泉佐野市の100億円還元キャンペーンまとめ

ある意味、泉佐野市らしいやりすぎなキャンペーンですね。こんな大盤振る舞いは、本当にこれが最後でしょう。

個人的には、泉佐野市などの一部の自治体がもう少し節度を守ってくれていれば、今年の6月以降に実施されるであろう強硬策が繰り出されることもなく、長い目で見れば自治体も納税者ももっとふるさと納税を活用できたのではないかという思いがあります。

ただ、泉佐野市長の挨拶(https://furusato-izumisano.jp/about/)を読むと、泉佐野市にも色々な思いがあったんだな、とふるさと納税の本旨を今更ながら思い出しました。

自戒の念を込めてですが、納税者はもう少しふるさと納税の本旨に立ち返って寄付先を選んでみてはどうかなと思いました。

とか偉そうに言いながら、結局お得なところに寄付してしまうんだろうな、自分・・・。

 

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